2016年5月8日日曜日

レモンいっぱい入浴剤。リツエアクベバ精油、レモングラス精油、サイプレス精油、重曹、クエン酸、グレープシード油をつかう。




連休も終わりに近づきました。外に出かけたり、途中で仕事をしたりなど様々でしたが、最後はお風呂にゆっくり入ってまた次から頑張ろうと思い、入浴剤をつくることにしました。

レモンいっぱい入浴剤(1個分)
材料 重曹 大さじ3、クエン酸大さじ1、グレープシード油小さじ1、ハーブパウダー小さじ2/1〜1、リツエアクベバ精油2滴、レモングラス精油1滴、サイプレス精油1滴。


容器に重曹、クエン酸、ハーブパウダーを入れます。

重曹は、アロマテラピーでは入浴剤の基材として用いられ、湯あたりをやわらげるといわれています。重曹とクエン酸を組み合わせると泡のでるお風呂になります。色づけにハーブパウダーをつかいました。写真は緑色のネトルパウダー、1番最初の写真のピンク色はローズパウダーをつかいました。


グレープシード油を加えます。

グレープシード油は、ブドウの種子から抽出です。香りがあまり感じなく感触が軽いように思います。バスオイルとしても使うことができますが、今回の型を作る時のつなぎにもなります。


リツエアクベバ精油、レモングラス精油、サイプレス精油を加えて撹拌棒などで混ぜ合わせます。

リツエアクベバ精油は、果実から抽出です。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、東アジア原産、 アジアで栽培されていて成分がシトラール、しばしばレモンのエッセンシャルオイルの代用品として使用され、気分をおちつかせる作用、鎮静作用などと記載されています。レモンのような香りですが、甘いような感じもします。リツエアクベバ精油と少し違うように感じるレモンの様なレモングラス、ウッディなサイプレスを加えました。


このままで湯をはった浴槽に入れても使用できますが、お菓子の型で形をつくります。

お菓子の型をつかうと楽しいです。上から押して、固くなったら取り出します。


それぞれのレモンのような香りが感じてレモンいっぱいのさわやかなお風呂になりました。

2016年5月1日日曜日

スペアミントの浸出油でつくるリップクリーム。スペアミント、スイートアーモンド油、カスター油、ミツロウ(精製)をつかう。

薄い緑色でスペアミントの香りがします。

気温が上がってきますと、ミントの香りを使用したくなります。しかし、私が住んでいる東北地方は、やっと今、本格的な春になったばかりで、ペパーミントでは少し涼しいような感じがしますので、今回は、ペパーミントほど作用が強くないといわれているスペアミントをつかってリップクリームをつくります。


スペアミントの浸出油でつくるリップクリーム(2個分)
材料 スペアミント(乾燥)1〜2g、カスター油5ml、スイートアーモンド油15ml、みつろう(精製)2g。

スペアミント、カスター油、スイートアーモンド油をそれぞれ計ります。

今回使用のスペアミントは、ハーブティー用の乾燥したものです。使用しやすいスイートアーモンド油に、しっとりした感じのカスター油を少し加えました。

 
準備した保存ビンに入れて、しばらくそのままにします。
ハーブの種類によって抽出後、香りがあまり感じない場合もありますので、様子を見ながらと思っていましたが、忘れてしまい、気がついた時は7日過ぎていました。スペアミントの香りがありました。もうすこし早く抽出しても大丈夫だと思いました。



ガーゼなどを使用し、保存ビンの中身をビーカーなどに絞り、みつろうを準備して、エッセンシャルウォーマーに絞ったスペアミントの浸出油とみつろうを入れ、火を着けて、みつろうが溶けるまでそのままにします。

少し緑色のスペアミント浸出油と、みつろうをエッセンシャルウォーマーに入れて、火をつけます。途中で竹串でかき混ぜながら、みつろうを溶かしました。スペアミントの香りがさわやかです。


みつろうが溶けたら、容器に注ぎ、ラベルを貼って出来上がりです。


スペアミントの香りがして、さわやかな感じのリップクリームになりました。



私の所有する宮城県蔵王町の農地では、スペアミントがやっと目覚めたようです。スペアミントはハーブティー、料理他に使われます。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、スペアミントとペパーミントは最も世界中に広まった香料のひとつなどと記載されています。




2016年4月24日日曜日

チアシードのココナッツミルクデザート。ホワイトチアシード、ココナッツミルクパウダー、アガベシロップをつかう。


栄養が豊富といわれるチアシードですが、手作りのデザートにも簡単に取り入れることができます。今回は、チアシードをつかったデザートをつくります。

チアシードのココナッツミルクデザート(1人分)
チアシード大さじ1(25gの水で30分くらい浸す)、ココナッツミルクパウダー15g(90gの湯で溶かす)、塩微量、アガベシロップ小さじ1(お好みで)、果物(お好みで)。



チアシードを容器などに入れて、水を注ぎ、30分くらいそのままにします。
チアシードは、シソ科サルビア属の植物チアの種子で、南米では、ポプュラーなスーパーフードで、種子を浸水させると10倍ほどに膨らんで、ジェル状になり、注目の成分は、たんぱく質、αリノレン酸、食物繊維などとスーパーフード便利帳/いとうゆき著に記載されています。今回は白色のチアシードをつかいました。


ココナッツミルクパウダーを湯で溶かし、塩を加えます。果物などの準備をします。

ココナッツミルクはタイ料理などでよく使われるものです。今回は、缶詰めではなくパウダーをつかいました。3〜4倍の温湯で溶くと標準的なココナッツミルクになるものです。ココナッツの良い香りがします。タイ料理ではタピオカなどとも合わせたりします。



膨らんだチアシードを器に入れて、湯で溶かしたココナッツミルクを注ぎ混ぜ合わせます。お好みで果物やアガベシロップを加えます。

アガベは、米国やメキシコに自生するリュウゼツラン科の植物で、アガベシロップはアガベの根茎から採れる蜜のことで、血糖上昇指数であるグリセミックインデックス(GI)が低めなどと日経ヘルスサプリメント事典に記載されています。そのまま食べても甘くおいしいです。


チアシードは匂いや味があまり強く感じないので、色々とつかうことができそうです。アガべシロップもこれから取り入れていきたいと思います。

2016年4月17日日曜日

ローズマリーのルームスプレーをつくる。ローズマリー・カンファー精油、ラベンダー精油をつかう。



私のローズマリーは、鉢植えで栽培していますが、春先からずっと花が咲いています。昨年は、半年くらい室内に置いていたのか、あまり元気がないようでしたが、また外に置くようになり、もとの元気を取り戻してきたようです。


ローズマリー精油には、生育条件により構成成分が大きな違いを持つようになったケモタイプがあり、ローズマリー・シネオール、ローズマリー・カンファーやローズマリー・ベルベノンなどがあります。今回は、ローズマリー・カンファーをつかってスプレーをつくります。


ローズマリーのルームスプレー(30ml容器用)
材料 ローズマリー・カンファー精油2滴、ラベンダー精油1滴、エタノール5ml、精製水25ml。


ビーカーにエタノールを入れます。

精油をあらかじめエタノールに溶かしてから水を加えると比較的混ざり合うといわれています。植物性の99%エタノールをつかいました。


ローズマリー・カンファー精油を入れます。

アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー、ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著によりますと、ローズマリー・カンファー精油は、低用量で吸引したり、ボディオイル用ブレンドに混ぜて使用すると、カンファーと1,8シネオールが含まれていることから中枢神経系とともに心臓、循環器、呼吸を刺激し、真正ラベンダーとともにつかうとよいなどと記載されています。ローズマリー・カンファー精油は、いつも使用するローズマリー・シネオール精油と少し香りが似ているようにも感じます。


ラベンダー精油を加えて撹拌棒でよくかき混ぜます。

今回の参考の書に記載されているラベンダーを合わせてみました。やわらかな感じも加わりました。また、すっきりとする感じもします。


精製水を加えて、撹拌棒でかき混ぜスプレー容器に入れてラベルを貼ります。


ラベルには、作製日などを記入します。


ラベンダーのやわらかな香りも加わり、良い感じです。気分を変えたい時などに良いと思います。

2016年4月10日日曜日

ヘアオイル、クレンジングオイル、トリートオイルに。ラベンダー精油、サンダルウッド精油、ベルガモット精油、スイートアーモンド油、ホホバ油をブレンド。





今回は、一本で色々とつかうことができるトリートメントオイルをつくります。植物油も精油もアロマテラピーではおなじみのものです。なんとなくホッとする感じがします。

(約50ml容器用)
材料 ラベンダー精油3滴、サンダルウッド精油1滴、ベルガモット精油1滴、スイートアーモンド油30ml、ホホバ油(精製)20ml。

今回の材料です。



スイートアーモンド油とホホバ油(精製)をビーカーに入れます。

どちらも種子からとれたもので、感触がよいです。スイートアーモンド油はオレイン酸が主成分で、ホホバ油は植物性ワックスに分類されます。暖かくなってきましたので、今回はホホバ油もつかいました。冬は固まることがあります。スイートアーモンド油、ホホバ油、この2種類をブレンドするとまた違った感触になるように思います。



ラベンダー精油、サンダルウッド精油、ベルガモット精油を加えて撹拌棒でかき混ぜます。

どの精油もリラックスといわれていて夜にも適しているようです。スキンケアにともいわれていますが、ベルガモットは光毒性に注意が必要な精油なので、日中に使用する場合は、注意しなければなりません。今回はラベンダーを主にしてサンダルウッド、ベルガモットは少量にしました。



保存びんに入れて品名、作製日などを書いたラベルをはります。

出来上がりです。

サンダルウッド、ベルガモットはほんのりと感じます。感触は、特にヘアオイルには良い感じのものになりました。




 






2016年4月3日日曜日

タンポポキャラメルミルクコーヒーをつくる。

2016年3月27日に撮影。葉がおいしそうです。


私の所有する宮城県蔵王町の農地では、まだタンポポの花に出会うことができませんが、毎年、一足先に農地にあるビニールハウスの中で自生しているタンポポの花に出会うことができます。今年も3月の中旬になり、農地に通いはじめる頃、また元気なタンポポに出会うことができました。


そのようなことで、今回は、タンポポに元気をもらおうと思いコーヒーをつくります。


タンポポキャラメルミルクコーヒー(1杯分)
材料  ダンディライオン小さじ1、豆乳90ml、熱湯90ml、グラニュー糖と水を煮詰めたもの少量。


フライパンを準備して弱火でダンディライオンを煎ります。

ビニールハウスのタンポポではなく(葉がおいしそうと思いましたが)市販のセイヨウタンポポの根を乾燥させたハーブティーを使用しました。根は強肝、胆汁分泌促進他で秋に収穫などとメディカルハーブ/ペネラピ・オディ著に記載されています。




鍋を準備して、グラニュー糖に水を加え色が変わるまで煮詰めます。フライパンで煎ったダンディライオンは、取り出してティーポットに入れて熱湯を注ぎます。

香ばしい香りがします。


鍋に豆乳を入れて、グラニュー糖と水を煮詰めたものを加え、溶かします。

今回は牛乳ではなく豆乳を使いました。グラニュー糖と水を煮詰めたものは小さじ1杯くらい入れました。ほのかに香ります。




それぞれをカップに注ぎ、スプーンなどでかき混ぜてできあがりです。

ダンディライオンの苦みも感じ、すっきりした感じもあります。キャラメル味は量なども関係あるとは思いますが、今回は、あまり強くはありませんでした。




タンポポの花に出会う頃、また農地での活動が始まります。また今年も色々な発見があることでしょう。





























                                           











2016年3月27日日曜日

エッグ(卵の)ポマンダーをつくる。薄荷脳をつかって気分をリフレッシュ。




暖かくなってくると、眠くなることが多く、いつのまにか眠っていることがあります。

毎年、卵のポマンダーは作製していますが、今回は、そのような時にも活用できそうなエッグ(卵の)ポマンダーをつくります。


気分をリフレッシュ、エッグ(卵の)ポマンダー(1個分)
材料 卵1個、薄荷脳のかけら1〜2個、卵に貼る布、薄い布少々。




薄い布を2〜3cm角に切り、薄荷脳のかけらを1個ずつ置き、針と糸をつかってつつみます。

薄荷脳は、薄荷の精油に多く含まれるメントール成分の結晶です。気分がリフレッシユするような香りです。薄い布は、卵の穴をふさぐものも一緒に準備します。薄荷脳は直接触れないようにします。




卵に直径2cmの穴をあけて、中身を取り出して、洗剤で中を洗い、乾かして、2cm角に切った布をボンドなどで貼ります。

フォークをつかって卵に穴をあけました。2cm角の布は30枚〜40枚くらいです。




卵の穴に薄い布で包んだ薄荷脳を入れます。



卵1個につき1〜2個薄い布で包んだ薄荷脳を入れます。



さらに、卵の穴に薄い布を貼り、ふさぎます。

出来上がりです。


普段は、穴を下にして置き、気分をリフレッシュしたい時など手に取って卵を振ります。鼻のとおりがよくなるような感じです。