2016年3月20日日曜日

リラックス、リフレッシュバスソルト。プチグレン・ビターオレンジ精油、レモングラス精油、オレンジピールをつかう。




今回は、ネロリ精油にも似たような香りともいわれるプチグレン精油に、レモンのような香りのレモングラスを少量加えたバスソルトをつくります。

リラックス、リフレッシュバスソルト(1〜2回分)
材料 天然塩50g、プチグレン・ビターオレンジ精油4滴、レモングラス精油1滴、オレンジピール小さじ1。


天然塩をはかり、ふた付きのガラス容器に入れます。

天然塩は、アロマテラピーでは、入浴剤の基剤として用います。発汗作用があるといわれています。



オレンジピールを加えてふたをして振ります。

オレンジの果皮のハーブティーです。良い香りなので作成中の気分もよいです。



精油を加えてふたをしてよく振ります。

プチグレン・ビターオレンジ精油は、ビターオレンジの葉と枝からとる精油です。アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー、ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著によりますと心を落ち着かせる一方、活力を高めるなどと記載されています。レモンのような香りと元気づけにもなるように少量のレモングラス精油を1滴加えました。


入浴時に湯をはった浴槽に入れてよくかき混ぜてから入浴を行います。

袋などに入れるとよいです。袋に残ったビターオレンジに精油の香りが移るようで、近くでまた香りを楽しむことができまます。

レモンのような爽やかな感じもあります。2回で使用しても良い感じもしました。

2016年3月13日日曜日

カモミール・ジャーマンのバタークリーム。カモミール・ジャーマン精油、ゼラニウム精油、マンゴーバター、スイートアーモンド油、アプリコットカーネル油をつかう。




そろそろ春の花も気になる頃となってきましたが、今回はカモミール・ジャーマン精油をつかってクリームをつくります。


カモミール・ジャーマンのバタークリーム(約100ml容器用)
材料 カモミール・ジャーマン精油3滴、ゼラニウム精油2滴、マンゴーバター12g、スイートアーモンド油20ml、アプリコットカーネル油20ml。


作り方はかんたんです。


マンゴーバターを計り、エッセンシャルウォーマーの容器に入れます。

マンゴーバターは、マンゴーの果実の種子から採られた植物性のバターです。保湿や紫外線から肌を守るといわれています。あまり香りが強くなく甘い感じもします。エッセンシャルウォーマーは、ビーズワックスを溶かす時につかいますが、今回はマンゴーバターを溶かしました。



スイートアーモンド油、アプリコットカーネル油を加えて、エッセンシャルウォーマーのキャンドルに火をつけて、マンゴーバターが溶けるまでそのままにします。

スイートアーモンド油は、アーモンドの種子から、アプリコットカーネル油は西洋アンズの種子からでどちらも栄養価があり、乾燥などにといわれています。あまり香りは感じないようです。



マンゴーバターが溶けたら保存容器に移して竹串などでかき混ぜ、熱がさめたらカモミール・ジャーマン精油、ゼラニウム精油を加えて竹串などで混ぜて、冷蔵庫に入れて固めて取り出します。

カモミール・ジャーマン精油は一年草のカモミールの花からの精油でスキンケアになどといわれています。春なのでより華やかにゼラニウム精油を加えました。写真は、冷蔵庫から取り出しました。カモミール・ジャーマン精油のほんのり青い感じがします。季節にもよりますが、少量使用しても、やわらかく程よい感触のクリームになりました。


一足お先に昨年のカモミール・ジャーマンです。もうすぐ今年のカモミール・ジャーマンに会える事ができますね。楽しみです。



参考文献 アロマテラピー図鑑/佐々木薫監修、エッセンシャルウォーター&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著


2016年3月6日日曜日

春のパックをつくる。ネトルパウダー、カオリン、オートミールをつかう。





ネトルは、春の強壮などに地上部をスープやシチューに加えたり、ホウレンソウと同じように調理したり、ティーにすることもできるなどと天然食材による自然療法薬/アン・マッキンタイヤー著に記載されています。

私も最近は、ネトルのハーブティーを飲んでいますが、今回はパックに加えます。

ネトルのパック(1回分)
ネトルパウダー小さじ1、カオリン大さじ1/2、オートミール大さじ1/2、精製水小さじ2。


乳鉢にカオリンを入れます。

カオリンは粘土(クレイ)でフェイスパックなどにつかわれます。クレイは吸収、吸着などで、皮脂や汗、汚れなどを取り除くなどといわれています。



オートミールを加えます。

食品としてはもちろんですが、入浴剤として使用もよかったです。今回の参考の書には、洗顔スクラブとして用いるなどとも記載されています。



ネトルパウダーを加えます。

ネトルは外用としても使うことができるといわれています。ネトルの葉をパウダー状にしたものです。緑茶のような香りがしました。




精製水を加えよく混ぜ合わせます。

水分はすこしずつかたさを調節しながら加えていくとよいようです。

目や眉毛、口の周りを避けて顔全体に塗り、少し乾いてきたら洗い流し、化粧水などで肌を整えます。

ネトルは、栄養分が豊富ともいわれています。パックは、緑茶のような香りも感じよかったです。


2016年2月28日日曜日

ハナモモのポプリ。




買い物のついでにハナモモをみつけて購入しました。

今回は、ハナモモをつかってポプリをつくります。

ハナモモは、採果用のモモに対し、花を鑑賞するモモの品種の総称がハナモモと家庭の園芸百科に記載されています。


ハナモモのポプリ
材料 乾燥したハナモモ カップ1/2、ラヴェンダー大さじ1、モモの香りがするハーブティー 2包み(約小さじ2)、クローヴ小さじ1/4、シナモン小さじ1/4、オリスルート小さじ1/4、パルマローザ精油1滴。




花を枝からはずし、紙を敷いたお盆などに置き、乾かし、完全に乾いたらオーブンなどで仕上げ乾燥をし、さめたら保存容器に入れます。

ほのかに香ります。オーブンは、40度で40分にしました。



花を入れた後、ラヴェンダー、モモの香りがするハーブティーを入れていきます。

甘いモモの香りがするのでこちらもつかいます。容器をゆすり混ぜ合わせます。


シナモン、クローヴを手で細かくして加え、オリスルートはいったん別にし、精油をたらし、混ぜ合わた後、容器に加え蓋をしてやさしく混ぜ合わせます。

ポプリの香りに深みを添えるのが、ハーブやスパイスといわれています。オリス・ルートは、保留剤で、ポプリの香りを統合し、保たせる役目のものといわれています。ローズではないですが、甘いローズのような香りのパルマローザ精油をつかいました。精油は香りの補いなどといわれています。



最低、2週間、ときどき蓋をしたままやさしく混ぜ合わせ熟成させます。

2週間後が楽しみです。

2016年2月21日日曜日

入浴剤をつくる。スイートマージョラムのバスオイル。スイートマージョラム精油、ラベンダー精油、ジンジャー精油、セサミ油、セントジョンズワート油をつかう。





暖かくなってきたと思うとまだ油断できないこの頃ですが、今回は温かみのある香りともいわれているスイートマージョラム精油をつかってバスオイルをつくります。

夜はまだまだ寒いですね。からだもほぐれるような植物油も使用します。

スイートマージョラムのバスオイル(2〜4回分)
材料 スイートマージョラム精油6滴、ラベンダー精油2滴、ジンジャー精油2滴、セントジョンズワート油3ml、セサミ油2ml。


植物油をはかり、ビーカーに入れます。

セントジョンズワート油は、スキンケアに、筋肉をほぐしなどと、セサミ油は、スキンケア、神経強壮などとアロマテラピーのベースオイル/ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著に記載されています。体の疲れやスキンケアによさそうです。今回のセントジョンズワート油は、花をオリーブ油で浸出したものです。


精油を加えて撹拌棒でまぜます。

アロマテラピー事典/パトリシア・デービス著/高山林太郎訳によりますと、マージョラムの芳香には温かみがあり、就寝前にこれをラベンダーと組み合わせて温湯浴でもちいるとよいと記載されています。スイートマージョラムとラベンダーとのブレンドも同時に作製しましたが、温かみがあり、元気になりそうなジンジャー精油を加えてみました(今回のレシピ)



保存ビンに入れて入浴時に使用します。

植物油の香りもあまり強く感じないようです。ラベンダーとスイートマージョラムだけのブレンドもよかったです。

体が温まりました。

2016年2月14日日曜日

バラの香りの透明せっけん。ローズアブソリュート精油、パルマローザ精油、ローズヒップパウダーをつかう。




時々、暖かい日もあり、春ももうすぐですね。なんとなく華やかな気分になりたいと思い、今回は、バラの香りの透明せっけんをつくります。


バラの香りの透明せっけん(1個分)
材料 MPソープクリア50g、ローズアブソリュート精油1滴、パルマローザ精油1滴、ローズヒップパウダー小さじ1/2、ハチミツ小さじ1。


MPソープクリアをはかり、包丁などで細かくして電子レンジや湯せんにかけて溶かし、ハチミツを加え、撹拌棒でかきまぜます。

湯煎にかけました。甘い香りで保湿作用があるともいわれるハチミツをつかいました。


精油を加えてさらに撹拌棒でかき混ぜます。

ローズ・アブソリュートは、筋肉緊張、ストレス、不安などとアロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー、ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著に記載されています。今回は、ダマスクローズの花を溶剤抽出法で抽出した精油です。ブレンドにバラではないですが、バラのような香りのパルマローザを加えました。


せっけんの型を用意して、せっけん液を半分注ぎ、ローズヒップパウダーを入れて、残りのせっけん液を注ぎます。

ドッグローズというワイルドローズの実のローズヒップです。せっけんの色付けにパウダー状のものを加えました。



完全に固まったら、型から取り出して乾かします。

いつかは使用しようと思い、今回実現しました。取り出しやすい型でした。

華やかな気分にもなりそうです。春はもうすぐです。

2016年2月7日日曜日

入浴剤をつくる。オートミールのお風呂。バラの花をつかう。

和風の食品とも合うような感じでおいしくいただいていますが、今回は入浴時に使用します。



今の季節はお風呂の時間が楽しいです。今回は、気分もほっとできそうな入浴剤を作ります。


オートミールをつかった入浴剤(1回分)
材料 オートミール20g、ローズ・レッド2g。




オートミールをはかります。


北欧の伝統食オートは、寒い気候に適した温性、甘味の穀物で、オートミールは、種子をひきわったもので、粥は滋養に富んだ朝食になり、皮膚にも外用することができますなどとメディカルハーブ/ペネラピ・オディ著に記載されています。



ローズ・レッドをはかります。

オートミールだけもよいですが、少しバラの香りも加えました。



入浴用のハーブなどを入れる布や袋にオートミールとローズ・レッドを入れ口をしっかりしめます。

口をしめて入浴時に皮膚に当てても気持ちよいです。



お湯をはった浴槽に作製した入浴剤の袋を入れて揉み込みます。

袋を揉み込むととろみが出ます。白色のお風呂です。洗面器に入れてみました。



とろみが出てきますが、肌にはほどよいです。ほっとした気分になりました。