2014年11月1日土曜日

ワイルドストロベリーのフェイシャルスチーム。


今回はワイルドストロベリーのフェイシャルスチームです。

メッセゲ氏の薬草療法/モーリス・メッセゲ著/田中孝治監修/高山林太郎訳には、ワイルドストロベリーの採取のしかた・つくりかた・使い方が記載されています。今回はこちらを参考にワイルドストロベリーのフェイシャルスチームを行います。


ワイルドストロベリーは、ギリシャの医学者テオフラトスからローマの詩人オウィディウスやウェルギリウスにいたる古人たちも、この植物を尊重していました。むかしフランスで鑑賞用に栽培されたりしましたが、日本の北海道に帰化して繁殖していますので、「エゾヘビイチゴ」という和名がつけられましたなどと上記の書に記載されています。


ワイルドストロベリーのフェイシャルスチーム(1回分)
材料・・・乾燥したワイルドストロベリーの葉・・・ひとにぎり半、湯・・・1リットル

私の農地では、今年はあまり実は多く付きませんでしたが、収穫して冷凍したものがありました。今回いっしよに使用します。イチゴ自体ー神々が祝福したこの植物の赤いおいしい実ーたいへんに栄養があり、食欲を増進させ、便通をつける力があり他、その汁液をつけると、肌が清潔になり、健康になりなどと上記の書に記載されています。



洗面器に乾燥したワイルドストロベリーの葉をいれます。

先日、秋の剪定をして葉を乾燥させました。葉と根でつくったお茶は血液を浄化し、あらゆる体組織を刺激するととともに神経を鎮めてくれ、煎剤をローションや手(足)浴用剤他に外用するなどと上記の書に記載されています。




熱湯を注ぎ、頭にバスタオルをかぶり湯気を顔にあてます。

熱い湯に気をつけなければなりません。緑茶の様にも感じますが、穏やかなやさしい香りも感じます。いっしょに使用した実の甘い香り少し感じます。



しばらく行い(約10分)軽く洗顔を行いました。終わった後はすっきり感もありしっとりした感じにもなりました。なんとなく春を思い出す香りがしますが、実際に春に行うと感じないような春の香りが思い浮かぶようです。


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