2014年10月19日日曜日

入浴剤をつくる。レモンバームのラム酒風呂。

私の農地のレモンバームです。今年の夏はなんとか枯れずに秋を迎えました。

夏がすぎるとハーブを剪定する機会があり、また少しの間ですが、生のハーブを利用することができます。レモンバームの生の葉は、乾燥したものよりもレモンの香りが強いので
またこの時期に使用することができてうれしいものです。

家にはちょうどラム酒がありましたので、今回はレモンバームをラム酒に浸けた入浴剤をつくります。

レモンバームは、南ヨーロッパ、西アジア、北アフリカを原産地とし、2000年以上も昔から栽培されてきて、10世紀と11世紀にアラブの医師が積極的に治療に利用し、今日でも、香りとその実際的な利用のため広く栽培されていて、芳香、冷却、鎮静性のハーブなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。


レモンバームのラム酒風呂(1回分)
材料 レモンバーム(生の葉)ひとにぎり、ラム酒200ml、セサミ油2,5ml。



レモンバームを容器に入れてラム酒を注ぎます。

ラム酒はサトウキビを原料として作られる蒸留酒で、今回はライト・ラムといわれるものをつかいました。お酒は強い方ではないですが、以前、カクテルをつくる時につかいました。




ふたを閉めて10日ほどそのままにします。

10日後、レモンバームのレモンの香りが感じられます。ラム酒の香りのせいか甘いレモンのお菓子のような香りも感じられます。




下に容器を置いて、その上に布やハーブの入浴剤を入れる袋などを置き、レモンバームの葉と浸した液をとうします。

袋を入浴時に一緒に入れて手でもむとより香りが感じられます。



セサミ油をはかり浸した液に入れて撹拌します。

セサミ油は種子から抽出した植物油です。様々なものに使用できます。香りはあまり感じないです。季節は秋になりましたので植物油も少し加えました。



入浴時に湯に入れてよくかき混ぜます。

使用してみたところ、あまいレモンのお菓子のような香りが感じられました。また、アルコールの香りはほとんど感じませんでした。セサミ油もべたつきはなくほどよい感じになりました。体も温まりました。


ハーブの有効成分をアルコールで抽出するチンキ剤がありますが、水溶性と脂溶性の両方の成分を取り出せますなどとメディカルハーブハーバルセラピストコース・テキストに記載されています。

これからアルコールの抽出もまた色々と試していこうと思います。

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