2002年10月英国ウィスリーガーデンにて
(1)ラヴェンダーのサシェ
ハーブを使ったサシェというとラヴェンダーが一般的に用いられることが多いです。ラヴェンダーは香りも持続するのでポプリやサシェに最適です。
ご自宅で育てているラヴェンダーはもちろんですが、市販の乾燥したハーブティーでも簡単に作ることが可能です。
1個分の材料
乾燥したラヴェンダー(市販の乾燥したハーブティーでもよい)・・・・・大さじ2〜3
14cm×7cmの布
15cmのリボン(使用しなくてもよい)針、糸、はさみ
精油・・・・・1〜2滴(使用しなくてもよい)
市販のラヴェンダーでもよいです。 |
2種類のサシェをつくります。 |
作りかたは、まず袋を作ります。用意した布を中表にして二重に折り、それぞれ0,5cmの縫いしろをとり縫います。(上部のハーブをいれる部分を開けておく)
二つ折りにしました。茶色の袋は、表に返しました。 |
布を表に返します。
次に乾燥したラヴェンダーを作成した袋にいれます。自分で収穫したラヴェンダーを使用するのでしたら、完全に乾燥させた後に白熱灯で(10cmほどに近ずける)さらに仕上げるとよいです。
ラヴェンダーは、香りを統合し保留剤としての役目もあるといわれますので、乾燥したラヴェンダーのみのサシェの他に精油を入れて香りを楽しむサシェも作ってみました。(以前、バニラのアイスクリームにラヴェンダーの花を少々いれるとおいしいという話を思いだしましたので、バニラの精油を2滴加えてみました。)
ジョイ・ボウルズのエッセンシャルオイル効能と療法によりますと、バニラの精油の成分バニリンは、抗菌作用、おだやかな鎮静作用があると記載されていました。 |
最後に袋の口の開いている部分を縫います。ラヴェンダーとバニラのサシェはリボンを使用するので縫わずに、材料をお茶パックにいれて、作成した袋にいれます。ラヴェンダーのみのサシェは口を閉じます。
より甘い香りになったリボンをつけた赤い袋のラヴェンダーとバニラのサシェです。 |
ラヴェンダーは、ハーブ大百科によりますと、芳香、強壮性のあるハーブで鎮痙、抗鬱、殺菌の他効果があると記載されていました。
ラヴェンダーのサシェを机の上に置いてたまに香りを楽しんだり、ロッカーやタンスにいれたり他いろいろいかがですか。
次はアロマテラピーの集中講座にいらしていたTさんからいただいたラヴェンダーのサシェです。Tさん以外にも、これまで講座にいらした方からサシェをいただいたこともあり、それぞれ素敵な香りで大変有り難く思っています。
Tさんは昨年の震災で被災された方のひとりですが、他県からいらして、大変明るく、いつも周囲がなごやかな雰囲気になっていました。Tさんの今年のラヴェンダーです。ほんのりと甘い香りにスパイシーな香りがプラスされてすっきりとしています。
Tさんのラヴェンダーのサシェです。時々元気をいただいています。 |
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