1回目はサシェをつくるです。
2002年10月英国チェルシーガーデンにて |
匂い袋ともいわれます。絹、絹ゴース、二重にしたオーガンジー、薄手木綿他で作った小さな袋にポプリ(細かくしたもの)、単品のハーブなどを詰めます。
サシェのなかでも大きめのものは、ハーブピロー、ポプリピローなどと呼ばれます。
防虫目的で使われるモスバッグと呼ばれるものや、眠りを誘う目的で枕の下や傍らに置くために使われるスリープピロー、スリープバッグなどと呼ばれるものもあります。
また、アロマテラピーで使われる精油のみを使ったものなどもあります。
サシェのなかでも大きめのものは、ハーブピロー、ポプリピローなどと呼ばれます。
防虫目的で使われるモスバッグと呼ばれるものや、眠りを誘う目的で枕の下や傍らに置くために使われるスリープピロー、スリープバッグなどと呼ばれるものもあります。
また、アロマテラピーで使われる精油のみを使ったものなどもあります。
柑橘のポプリが入ったサシェ |
サシェの歴史
古代中国では、式典や祭りの際に使われたり、結婚する友達に送られたりしました。
古代ギリシアでは、宴会のテーブルにポプリをつめたサシェが置いてありました。
古代ローマでは、ハーブピローの原型である枕やクッションがありました。
エリザベス一世朝のイギリスでは、宮廷の香料の流行が一般にひろがり、身近な花やハーブを用いて作ることができるサシェなどは、多くの本に作り方が記されました。その頃の処方は現在の基本ともいわれています。
ルイ15世の時代に流行したサシェの中身は、既製品として売られているものも詰められていました。
イギリスやアメリカでは、現在もサシェが使われています。
日本最古のサシェは、正倉院御物の香袋(こうぶくろ)といわれていて、えび香(防虫香)は、系統の物がサシェとして用いられていました。
サシェとは?サシェの歴史ともに、熊井明子著:愛のポプリ、ポプリの詩を参考にしました。
サシェいろいろ
私は仙台でハーブとアロマテラピーの店を開いていて、来年の3月で10年になります。店は、講座も行っていて、これまでハーブやアロマテラピーの体験から専門的なものまでさまざま行いました。
サシェの手作りの講習では、眠りに良いといわれるラヴェンダー、ローズ、オレンジピールなどが入ったポプリを使ったスリープバッグや、虫よけの香りに使われるクローヴが入ったサシェであるモスバッグ、レモンピール、レモンヴァーベナなど柑橘の香りのハーブを使ったシトラスポプリのサシェ、殺菌作用があるといわれるタイム、セージを使った靴の中に入れるサシェ、アロマテラピーの講習などでは、初めての方に親しんでもらうため、アロマテラピーの精油だけを入れたサシェなどを講習しました。
講習したサシェ |
次回からは実際にサシェの手作り品を展示します。
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