2016年8月14日日曜日

ピクルスをつくる。フェンネルをつかう。

私の所有する農地のフェンネルです。今年の夏は特に元気がよいです。

暑い日が続きますが、このような時は食事に酢をつかったものがおいしく感じます。今回は、とれたてのハーブや野菜をつかってピクルスをつくります。

ピクルスは、ディルをつかうことが多いですが、今年は天候のせいか?ディルは使用することなく終わってしまいました。そこで今回は、姿も味も似ているフェンネルをつかってピクルスを作ることにしました。

フェンネルをつかったピクルス
材料 キュウリ、ダイコン、ニンジン、トマト合わせて150g、水130ml、塩10g。

<漬け酢>リンゴ酢65g、水65g、アガベシロップ14g、塩2,5g、月桂樹1/2枚、フェンネルの花小さじ1、フェンネルの葉少々、赤唐辛子1/4本。


野菜を切り、水130ml、塩10gの塩水につけて皿2枚の重しをし、約20分間そのままにします。

ニンジン以外は私の所有する農地で収穫した野菜です。ピクルスは洋風漬け物といわれています。


鍋に<漬け酢>の材料をいれて煮立て、さまします。

ハーブ事典/レスリー・ブレムネス著によりますと、フェンネルは、最も古くから栽培されたハーブの一つ、このハーブは種子から根にいたるまで、食用にならない部分はないなどと記載されています。砂糖のかわりに植物性甘味料のアガベシロップをつかいました。煮たてる時は、フェンネルの花だけで、フェンネルの葉は後から加えることにしました。



塩水に浸した野菜をざるにとり、水気を切り、野菜を保存容器にいれて、さました漬け酢を注ぎ、フェンネルの葉を加えます。

フェンネルの葉の色がきれいなので、後から加えてみました。


ふたをして2〜3日後に冷蔵庫に入れ、2〜3日後いただきます。保存期間は、冷蔵庫で2〜3か月です。

2日後です。きゅうりの色が茶色っぽくなってきました。


2日目のフェンネルをつかったピクルスは、酸味もほどよくおいしく出来上がりました。私は、食べ過ぎた時などにフェンネルの種を食べたりしますが、今回は、葉や花もディルと同じように使用することができました。

2016年8月7日日曜日

オレガノをつかってハーブチーズをつくる。



今回は、収穫したオレガノをつかってハーブチーズをつくります。


オレガノはヨーロッパから中央アジアにかけて野生でみられ、アメリカに帰化しているなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。

私の所有する蔵王町の農地のオレガノです。現在は花がきれいです。写真はピンクの花ですが、白い花のものもあります。本日の参考の書によりますと、刺激的な芳香、殺菌、加温性のハーブで、鎮痙、発汗促進、消化器機能保持作用があり、利用法が料理用、薬用などと記載されています。


ハーブチーズ
材料 クリームチーズ50g、 オレガノ(乾燥)小さじ1/2、ブラックペッパー少々、レモン汁少々。



クリームチーズを湯煎にかけてやわらかくします。

室温でなかなかやわらかくなりませんでしたので、湯煎にかけました。やわらかくしていくうちに、今度は、クリームチーズで甘いお菓子を作ってみたくなりました。



乾燥したオレガノを加えます。

料理用としてイタリア、ギリシャ、メキシコ料理に欠かせないハーブ、葉と花のついた小枝は茶になるなどと本日の参考の書に記載されています。生のオレガノは香りがおだやかです。乾燥すると香りがより強くでるようです。1週間くらい乾燥させました。



レモン汁とブラックペッパーを加えて混ぜ合わせて出来上がりです。

ブラックペッパーはすり鉢をつかって細かくしました。レモン汁を加えおいしく出来上がりました。


パンと一緒においしくいただきました。時々、オレガノの独特の香りが感じます。オレガノは、私の所有する農地ではたくさん増えていくようです。また使用法を色々と試していこうと思っています。

2016年7月31日日曜日

虫よけスプレー。コウヤマキ精油をつかう。

仙台市南部にある私の主人の実家のコウヤマキです。

芳香浴にも虫よけにもなるようなスプレーを作ってみようと思い、今回は、コウヤマキ精油を使用し、作製します。

コウヤマキ精油の原料となるコウヤマキの木は、本槙(ほんまき)と呼ばれる日本特産の常緑樹で世界遺産に登録されている日本の霊山・高野山の周辺などに生育する大木で、昔から建材に利用されておりなどとアロマテラピー図鑑/佐々木薫監修に記載されています。

虫よけスプレー(50mlスプレー容器用)
材料 エタノール2,5ml、グリセリン2,5ml、コウヤマキ精油4滴、ティートリー精油3滴、レモングラス精油1滴、ゼラニウム精油1滴、シダーウッド・バージニア精油1滴、精製水45ml。


ビーカーにエタノール、グリセリンを入れます。

精油をあらかじめエタノールで溶かしてから水を加えると、比較的よく混ざり合うといわれています。今回のスプレーは、ボディーにも使用できるように皮膚をやわらかくする作用などがあるといわれているグリセリンもつかいました。アロマテラピーではローションなどの基材として用います。



コウヤマキ精油を加えます。

今回使用のコウヤマキ精油は、抽出部位が葉、枝で、水蒸気蒸留法、原産国が日本(和歌山、他)です。香りの特徴は樹木系で、おもな特徴はリラックス、ストレス緩和、使い方は芳香浴や芳香剤、消臭剤など、また抗菌や防虫に役立つ、妊娠中、授乳中は使用を避ける、肌の弱い人は控えめに使用などとアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。木のような香りにすっきりした感じがあるようです。


ティートリー精油、レモングラス精油、ゼラニウム精油、シダーウッド・バージニア精油を加え、撹拌棒でかき混ぜ、精製水を加え、さらに撹拌棒でかき混ぜて保存容器に入れ、ラベルを貼ります。

コウヤマキ精油のすっきりした感じに合いそうなティートリー精油、同じ樹木系のシダーウッド・バージニア精油、他レモングラス精油、花のような香りのゼラニウム精油も加えてみました。精製水はローションやスプレーをつくる際、精油をエタノールで希釈したものをさらに薄める時などに利用します。


ラベルを貼り完成です。スプレーをすると、思ったよりも穏やかな香りになりました。

スプレーを使用してみると、やさしい甘い感じがしました。またコウヤマキ精油を使用し、違った感じにしようと思います。

2016年7月24日日曜日

ラヴェンダー・バンドルズをつくる。収穫したラヴァンディンをつかう。



ラヴェンダー・バンドルズは、ラヴェンダーの花の香りを、茎とリボンで包み込んだなどとポプリ/熊井明子著に記載されています。

ラヴェンダー・バンドルズをたくさん作りたいと思っていますが、私の所有する宮城県蔵王町の農地では、ラヴェンダーの仲間であるラヴァンディンが元気です。

今回は収穫したラバンディンをつかってラヴェンダー・バンドルズをつくります。

ラバンディンは、コモン・ラヴェンダーとスパイクラヴェンダーの交配種といわれています。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ラヴァンディンの利用法は料理用、香料用、精油に使用などと記載されています。



ラヴェンダー・バンドルズ(ラヴァンディン使用)(1個分)
材料 ラヴァンディンの花11本、リボン幅5mmのもの約1m、糸適宜。


ラヴァンディンの花を用意します。

高さを揃え、葉などを取り除きました。11本や13本、奇数でつくるとよいといわれています。




花の根元を糸で縛り、茎を一本ずつ上に折り曲げ、折り上げた茎を糸で束ねます。

花の根元を縛った同じ糸で、先端までからげると、まとまって作りやすいです。



茎の間にリボンをを互い違いにくぐらせます。

ラヴェンダーとくらべると、ラヴァンディンは大きく扱いやすいです。ラヴェンダー・バンドルズはあまり得意な方ではありませんが、続けて4個もつくってしまいました。



茎の先を揃え、風通しのよいところで乾かします。
茎の先を揃え、リボンを結んで完成です。大きめのラヴェンダー・バンドルズになりました。リボンは乾燥するとゆるくなりますので結び直しました。

以前、ラヴェンダーをつかったラヴェンダー・バンドルズは作製中に眠くなったりしましたが、今回のラヴァンジンは、眠くはならずに続けて4個もつくることができました。ラヴァンジンは、甘すぎず、すっきりした感じがあるようです。

2016年7月17日日曜日

ココアクッキーにアニスヒソップの花を飾る。

アニスのような香りも感じます。

今回は、ココアクッキーにアニスヒソップの花をつかいます。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、アニスヒソップは、1870年代に北米で養蜂家たちにより多く栽培され、この花からは、ほんのりアニスの香りがする上質の蜂蜜が採れ、北米原住民はこれを茶にしたり、甘味料にしたなどと記載されています。

私の所有する宮城県蔵王町の農地のアニスヒソップです。時々蜂や蝶が来ています。今回の参考の書によりますと、アニスヒソップは利用部位が葉、花で芳香性美味なハーブ。発汗促進、気管の充血緩和作用があるなどと記載されています。


ココアクッキーアニスヒソップの花を飾る。(8〜10個分)
材料 ココアパウダー小さじ1/3、アニスヒソップの花大さじ1/2、無塩バター30g、グラニュー糖20g、卵黄1/2個、薄力粉37g、塩少々、卵白適宜。


室温に戻したバターを泡立て器でクリーム状になるまで混ぜグラニュー糖を3回に分けて加えよく混ぜ室温に出しておいた卵黄を加え混ぜ、濾し器でふるっておいた薄力粉をさらに2回にわけてふるいながら加え混ぜて、最後に木べらなどで混ぜてココアパウダーを加えて混ぜます。

ココアパウダーを加えました。これから混ぜます。ココアパウダーは薄力粉と一緒に濾し器でふるってもよいです。


オーブンを100度に温めておき、天板にオーブン用の紙をしき、生地をティースプーンですくい、間隔をあけて他のスプーンを使って落とし、オーブン180度で5分焼き、取り出して、アニスヒソップの花に卵白をつけて、上にのせていきます。

5分焼いて取り出しました。ココアの香りが漂います。アニスヒソップの花は分けて準備をしておきます。


ふたたびオーブンにいれて10分くらい様子をみながら焼き、出来上がりです。

写真の真ん中のアニスヒソップは、オーブンに入れる前に取り除きました。


ココアクッキーにアニスのような香りもおだやかに感じるクッキーになりました。アニスヒソップは、花や葉をハーブティーにしてもよいです。アニスやフェンネルのような香りも感じます。

2016年7月10日日曜日

花の香りのせっけん。ゼラニウム精油、ラバンディン・グロッソ精油、イランイラン精油、カーネーションの花をつかう。




今回は、花の香りのせっけんをつくります。ゼラニウム精油、ラバンジン・グロッソ精油、ちょうど暑くなってきたところもあり、暑い気候で育つイランイラン精油も何となく気になり、使用することにしました。


花の香りのせっけん(1個分)
石けん素地150g、精製水20ml、ゼラニウム精油4滴、ラバンディン・グロッソ精油4滴、イランイラン精油2滴、乾燥したカーネーション大さじ1。

今回の材料です。簡単につくることができます。今回のせっけんは、手で練って形を作るものです。


石けん素地を計りビニール袋に入れ、温めた精製水を2〜3回に分けて加えて揉み込み、さらに精油を加えて揉み込みます。

バラのような香りのゼラニウム精油は葉から抽出といわれます。産地はフランス、モロッコ、マダガスカル、エジプト、中国、カリフォルニア。オイリーや成熟肌のためのスキンケア用品などに外用で使用され、神経の緊張やストレスなどに香りの吸入で用いられるなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。より甘い感じのイランイランと香りを引き締めるようにラバンディン・グロッソも加えました。


乾燥したカーネーションの花を加えて混ぜ合わせます。

私の農地で栽培しているカーネーションの原種といわれるものです。最近開花しましたが、甘く良い香りです。今回は乾燥させてせっけんの飾りに使用しました。




形を整えて乾燥させます。

お菓子の型などをつかうと楽しいです。型から取り出して乾燥させます。

今年の夏のせっけんは、イランイランも入った花の香りになりました。

2016年7月3日日曜日

朝のヨーグルトに自家製のラズベリーを入れる。



私の所有する宮城県蔵王町の農地では、現在、ラズベリーの実がなっています。
さっそく赤い実を収穫して、朝のヨーグルトと一緒にいただきます。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ラズベリーとブラックベリーが人類の歴史のごく初期から食料の一部であったことを化石が証明している。ラズベリーの実は薬の香味料として数部族が使用し、この使用法は現在に至っているなどと記載されています。


朝のヨーグルト、自家製ラズベリー入り(1人分)
材料 ヨーグルト50g、アガベシロップ小さじ1、ラズベリー、カシス適宜。

今回の材料です。ボウルズミントも一緒に飾りました。食後のフレッシュハーブティーに使用します。




ヨーグルトを器に入れて、アガベシロップをいれます。

プレーンヨーグルトにアガベシロップを加えます。今回のアガベシロップは、ブルーアガベの根茎か取られる植物性甘味料で、砂糖よりGI値が低く、甘味度が高くなどといわれています。ラズベリーなどは酸味があるので少し甘みをつけてみようと加えました。



ラズベリーを加えて軽く混ぜます。

ラズベリーは、キイチゴ属の一種。本日参考の書によりますと、キイチゴ属の実はビタミンC、有機酸、糖質、ペクチンを含むなどと記載されています。一緒に収穫したカシスも加えます。こちらも酸味があります。


ラズベリーの香りも感じ、アガベシロップのほどほどの甘さで酸味も良い感じになりました。おいしいと私の主人に好評でした。